玉井正寿(たまい まさかず、1917年〈大正6年〉 - 1984年〈昭和59年〉5月30日)は、日本初のCVS(国際公認バリュー・スペシャリスト)認定者である。
当時、論文や資料の乏しかった日本国内においてバリューエンジニアリング(VE)の普及と発展に尽力し、「日本のVEの父」とも呼ばれる。
業績
- VE活動において用いられるVE実施手順の基礎となる日本的なVEジョブプランを開発。
- 当時、日本では正確には理解されていなかった機能分析の諸技法について、日本での最初の図書『機能分析』を刊行し機能的アプローチの技法を解説した。VEに対する理解が促進され、VEの普及と技法の紹介に役立てられた。
年譜
主著
- ワークサンプリング(石川一雄・玉井正寿 共著 日刊工業新聞社 1959年)
- ワークサンプリング(ラルフ・M・バーンズ 著、玉井正寿 訳 日刊工業新聞社 1961年)
- バリュー・エンジニアリング :コスト・ダウンの組織的方法(E.I.A. 編、玉井正寿 訳 ダイヤモンド社 1961年)
- 価値分析のすすめ方(ローレンス・D・マイルズ 著、 産業能率短期大学価値分析研究会 訳 1962年)
- 図表でわかる生産管理のすすめ方(経林書房 1963年)
- 価値分析ハンドブック(アメリカ国防省編、玉井正寿 監修、 産業能率短期大学価値分析研究会 訳、産能短大出版部 1964年10月(原著)DOD. Hand Book H-111,MAR.1963)
- 価値分析教科書 :コストダウンのバイブル(産業能率短期大学出版部 1965年)
- 価値分析ワークブック( レイセオン社 編、玉井正寿 監修、荻原洋太郎・藤田恒夫 訳、産業能率短期大学出版部 1967年10月(『Value Engineering Project Workbook』の邦訳))
- 価値分析実例集(玉井正寿 監修、日本VE協会 編 産業能率短期大学 1967年)
- 機能分析(産業能率短期大学出版部 1967年11月)
- ワークサンプリング(石川一雄・玉井正寿 共著 日刊工業新聞社 1969年)
- 意思決定の評価基準 :コスト・エフェクティブネス分析(トーマス・A・ゴールドマン 編、玉井正寿 監訳 産業能率短期大学出版部 1972年)
- 価値分析ハンドブック :VA/VEの進め方 解説つき(アメリカ国防総省 編、玉井正寿 訳 産業能率短期大学出版部 1973年)
- VEアプローチ-実例による分析の手順(アーサー E.マッジ(Mudge, Arthur E)著、玉井正寿監修、中神芳夫 訳、山路陽三 訳、鈴木長生 訳、産業能率短期大学出版部 1974年)
- 価値分析(森北出版 1978年11月)
- VA/VEシステムと技法 (ローレンス・D・マイルズ 著、玉井正寿 監訳 日刊工業新聞社 1981年1月、『価値分析のすすめ方』の改題)
- VEと標準化 :その考え方と実施例(日本規格協会 1981年3月)
脚注
参考文献
- 児玉啓、「わたしのVE史 玉井正寿(産能大学教授)が開発した日本のVE-日本的ジョブプランや機能評価の考え方など」 『バリューエンジニアリング201巻』、日本VE協会、2000年11月
- 児玉啓、『コストダウンの系譜-わたしのVE史』、日本文学館、2005年4月 ISBN 978-477650491-7
- 玉井正寿、『価値分析』、森北出版、1978年11月 ASIN B000J8LEVM




