地蔵院(じぞういん)は、埼玉県幸手市にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
1183年(文治3年)、政義の開基である。政義は下河辺荘の庄司行平の弟である。政義はある夜に霊夢を見て、子育地蔵尊を高野山より勧請して、「西の坊」と呼ばれる学寮に安置したのが起源である。その後、西の坊は荒廃したが、1321年(元亨元年)に領主の源親泰によって再建され、「松林山坊合寺」と名付けた。永享年間(1429年 - 1441年)、一色頼氏の妻「梶の戸御前」が頼俊阿闍梨を迎えて中興した。その際に院号として「地蔵院」が与えられた。
江戸時代は、近隣では最も大きな寺院として栄えていた。しかし1869年(明治2年)の火災で庫裏を残して灰塵に帰してしまった。1901年(明治34年)に本堂が再建された。また1912年(明治45年)に同市木立にあった「正覚院」を合併している。正覚院は天慶年間(938年 - 947年)に創建された藤原秀郷を開基とする寺院であったが、明治期には半ば廃寺化していた。
交通アクセス
- 路線バス吉田橋停留所より徒歩5分。
脚注
参考文献
- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年
外部リンク
- 真言宗豊山派 地蔵院 (埼玉県幸手市)




