ディフェンス (HMS Defence) は、1907年進水のイギリス海軍の装甲巡洋艦。マイノーター級。最後に建造されたイギリス海軍の装甲巡洋艦である。
艦歴
1905年2月25日起工。1907年4月24日進水。1909年2月9日就役。
1914年初頭に地中海に配備される。第一次世界大戦開戦時、ゲーベン追跡戦に関与する。それから、ドイツのシュペー艦隊の捜索に参加するため南大西洋へ向かうよう命じられた。しかし「ディフェンス」が到着する前にフォークランド沖海戦が生じ、この海戦でシュペー艦隊は壊滅した。
ユトランド沖海戦
1916年5月31日、第1巡洋艦戦隊の旗艦としてユトランド沖海戦に参加した。「ディフェンス」にはロバート・アーバスノット少将が将旗を掲げて坐乗した。他にこの戦隊には「ウォーリア」、「デューク・オブ・エジンバラ」、「ブラック・プリンス」が属していた。
「ディフェンス」は英独両艦隊の間を大破・漂流する独軽巡洋艦「ヴィースバーデン」に止めを刺しに向かったが、この際に大洋艦隊の戦艦及び巡洋戦艦の射線に入り込み、戦艦「カイザー」から致命傷となる命中弾を受けた。このため主砲弾薬庫付近で火災が生じた。さらに7.5インチ副砲弾薬庫に延焼・誘爆を引き起こして爆発を起こした。「ディフェンス」は18時20分に大爆発を起こして沈没、アーバスノット提督を含む乗組員全員が戦死した。戦死者数は893人~903人とされる。
1984年、「ディフェンス」の残骸がクライブ・カッスラーにより発見された。「ディフェンス」は爆発・轟沈したにもかかわらず状態良く残っていた。現在、「ディフェンス」の残骸は1986年戦跡保護法によって保護されている。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- Warships found
- Ships of the World



